古民家再生 碧南の家01 古民家再生 碧南の家02 古民家再生 碧南の家03

碧南の家
始まりは、札幌からの電話相談です。 「高齢のご両親が安全で快適な日常生活を営むことができ、子世代、孫世帯が互いのプライバシーを守りつつも、家族の温もりを感じ、既存木造日本建築の良さを活かした、便利で快適な古民家にしたい!」「既存木造住居の耐震性の問題」などについてご要望とご質問がありました。
(既存木造住居の耐震性のチェックと再生プランは、某木造を得意する住宅メーカーが詳細な調査を行っていましたが、再生プランに不満を感じて我々に相談されました。)
電話相談のあと、現地調査とトライアルプラン作成依頼を受けて「碧南の家」はスタートしました。平面図はプライバシーとセキュリティーの関係で表示できませんが、鉄骨造のご両親の既存住まいは、段差があり動線計画も悪く不便であった水回りをバリアフリー化して隣接させ、母屋は2階建てを平屋に減築してゆったりとした大きな空間と耐震性を向上させ、離れ・合掌藏・藏・門屋など全ての部屋は、バリアフリー化と機能性と収納を考えた古民家再生しています。又、もう一人の主役ワンちゃんの「ナナちゃん」のための快適な家にもなっています。工事は木造建築を得意とする『川崎建築』社長の情熱と思いが、全職人さんたちに伝わり、個々の持てる技能を発揮して大変な再生工事を心地よく行えたことに喜びを感じております。   平井憲一